今回は「漫画家とヤクザ」【2巻】を読んだので、あらすじ/ネタバレ/感想をまとめてみました!
前回の「漫画家とヤクザ」【1巻】のあらすじ/ネタバレの復習もお忘れなく!
さて、ではさっそく紹介していきます!
漫画家とヤクザ【2巻】のあらすじ
行方を眩ませた同級生の代わりに借金の返済をすることになってしまった木嶋累。
貯金だけでは返しきれないため、残りの返済を待ってもらう代わりにヤクザの吾妻と大人の関係になることに。
吾妻はほぼ毎日のように弁当を持って累の部屋を訪れては、累との行為を続けていました。
ある日、累が出版社の担当(男性)と外で漫画の打ち合わせをしているところを吾妻は偶然見かけます。
担当に笑顔を見せている累に、吾妻はイライラを募らせるのでした。
その夜、吾妻は怒りのままに累の部屋を訪れ、乱暴に累を抱きます。
「他の男ともやったのか」と問う吾妻に、累は「吾妻さん以外とはしたことない」「他の人とするつもりはない」と答えると、吾妻は機嫌を直すのでした。
漫画家とヤクザ【2巻】のネタバレ!
吾妻のところから借金をしている女性の部屋から帰ろうとする吾妻。ふと累のことを思い出し、弁当を買って累のところに行こうとします。
一方で、今日も吾妻が来るのかと心配をしている累。
吾妻が来ると仕事の作業が止まってしまうし、毎日のようにしているため体力的にもしんどく感じますが、合鍵を作ってしまっている吾妻は勝手に入ってきてしまう…。
考えた末に累はドアロックをかけることにします。
しかし、それもむなしく吾妻はドアロックをいとも簡単に壊して中に入ってきてしまうのでした。
吾妻の弁当を食べた後、今日もまた体を重ねる2人。
翌朝、累が目を覚ますと、ドアロックはきれいに修理されていました。
ヤキモチ…?
ある日、累は担当と喫茶店で漫画の打ち合わせをしています。
累の現状を基に描いた漫画の担当の評価は「『受け』の男性の魅力が足りていない」というもの。(累はBL漫画家)
自分を基にしているだけに、「自分に魅力なんてあったのか?」と疑問を持ちます。
そんな累に担当は「久々に会いましたが、健康的な顔になりましたね」と。
最近は吾妻が持ってきてくれている弁当のおかげできちんと食事をしていること、また吾妻との行為の後に疲れて眠ってしまっていることから、「ご飯を食べて寝ているから」と答えます。
世間的にはおかしな状況でも、図らずも健康的な生活ができていることにちょっと困惑気味な累でした。
そこへ偶然にも仕事の電話をしながら吾妻が喫茶店のそばを通りがかります。
担当(男性)と楽しげに話している累を見かけ、タバコを噛み切ってしまいます。
事務所に戻ってからも不機嫌な吾妻。そんな様子を見て部下たちは怖がっていました。
吾妻は累が別の男と体を重ねていることを想像し、さらに苛立ちを強くし、帰ることにします。
俺の…
部屋で今日も吾妻が来るのかと気にしている累のところに、苛立ちを残したままの吾妻がやってきます。
そのまま強引に累を抱く吾妻。その様子に恐怖を感じる累。
すると吾妻は、自分と初めてを経験した後、何人の男と関係をもったのかと累に訪ねます。
累は「吾妻さん以外としたことない」と伝えます。
「他の男とする予定は?」と訪ねる吾妻。よくわからないでいる累に「今日男といただろう」と話します。
累は一緒にいたのは担当で、仕事で会っていたこと、そして「他の人とするつもり無い」と吾妻に伝えます。
その言葉に機嫌を直した吾妻は、仕切り直しをするのでした。
漫画家とヤクザ【2巻】の感想と考察!
吾妻がドアロックを簡単に壊してしまうわけですが、そこで入室することを諦めずに壊してまで中に入ってくる時点でなかなかに累のことを気に入っているんだなと思わされます。
また、打ち合わせ中の累が担当に見せた笑顔を見てイライラし始め、その苛立ちのままに累を無理矢理抱くあたり、「完全にヤキモチだよね、これ」と読者は思ったはず。
その後の累の言葉で機嫌を良くしたり、寝ている累の姿を写真に撮ったり…「これ完全に好きだよね!」という行動。
累は累で、機嫌が良くなった吾妻を「かわいい」と思うようになっていて、これはもう2人がくっつくのは時間の問題ではという展開な気がします。
まとめ
ドアロックを壊して部屋に入ってきたり、担当と打ち合わせをしているときの累を見てヤキモチを妬いたりと、どう考えても累に惹かれているとしか思えない吾妻が、今後累とどう関わってくるのか、楽しみになってきました。
累が「吾妻以外とはしない」と言ったあとの、吾妻の「俺の」と思いながらの累への行為なども、こちらも見ていて「かわいい」と思ったくらい。
今後の2人がますます気になってきました。