無職転生【5巻】のあらすじ
獣族の子供達を助けた事から生まれた誤解により、捕獲されてしまったルーディウス。
エリスとルーディウスが助けに来てくれ、誤解も解けて獣族に歓迎される。
そしてそこで一緒になった牢屋仲間ギースが加わり一緒に旅をする事に・・・
目的地ミリス神聖国までとはいえ、ルーディウスもエリスをギースに心を許していた。
ミリス神聖国に入りギースと別れた3人は、宿に着きこれからの事を決めて各々休日をとる事にした。
町へと出る事にしたルーディウスは人攫いに出くわし、助けようとするがそこで父パウロと再会をする。
やせ細り酒浸りのやつれた父・・・
そんなパウロにルーディウスは、今までの事を面白おかしく冒険談として聞かせるルーディウスの話から苦労もせずここまで来たとパウロは解釈してしまい喧嘩に・・・
無職転生【5巻】のネタバレ
ミリス神聖国での別れ
ミリス神聖国に辿り着く、ルーディウスとエリス、ルイジェルトにギース。
約束通りギースは、ここで別れるといい3人の元を去っていった。
そして新たな宿を見つけまずは身の回りの支度を慣れた様子でする3人は、今後の予定を話す事に・・・
まずは、魔大陸より物価の上がる人族の中で必要になる分の金を稼ぐ事を話、明日は各々休日として好きに行動をとる事に決めた。
パウロ目線のあの日から
あの魔力被害の日パウロはいつもの様に家族と一緒にいて、突然光に包まれたと思うと、次に目覚めた場所は家からかなり離れた見知った土地で愛娘のノルンを抱いていた・・・
冒険者だった時の経験からフィットア領まで向かう事が出来たが何も無く情報を集めようとする中で難民キャンプを設立しているグレイラット家の執事アルフォンスと出会い手伝う様になった。
そして捜索団を組織し、各地へ飛んだフィットア領の人々を助けていた。
しかし、1年半が経過していたが自分の家族の情報は誰一人として得る事が出来なかった・・・
親子の再会はすれ違い
人攫いの現場を目撃してしまい、手を出したルーディウスだったが思わぬ形で痩せ細りやつれた姿の父パウロと再会を果たす。
喜ばしい再会のはずが、2人はすれ違い殴り合いの喧嘩へと発展してしまう・・・
パウロに心配されない様にと、これまでの冒険談を意気揚々と話すルーディウスに、楽にやってきたと勘違いしパウロが苛立った結果だった・・・
宿に帰るといつもと様子の違うルーディウスを心配しエリスはルーディウスを朝まで抱き締めて寝た。
パウロはかつての仲間ギースにルーディウスとの事を話すと、息子の気持ちと今のパウロがいかに情けないかを教えられ改めて自分と向き合い、翌朝ルーディウスの元へと向かった。
目の前に現れたパウロに顔を向ける事が出来ないルーディウスは、間違えないようにパウロと会話をするが酒場の店主に父親の顔を見るように言われて、パウロの顔を改めて見ると前世の自分と同じ顔をしている事に気付きパウロと仲直りをする事が出来た。
無言のフィッツ
アラス王国の第2王女、アリエル・アネモイ・アラス殿下に使える1人の美しい少年エルフがいた。
フィッツと呼ばれる少年は無詠唱で魔術を発動する事が出来る守護術士。
守護術士とは貴族から選ばれる習わしだが
が全てが謎に包まれているフィッツを怪しみ利用して、国民からの支持があるアリエルを王位継承から失脚させようと企む兄グラーヴェル。
建国記念日式典後の夜会や深夜の寝室までその手は伸び、王女を狙おうとするが・・・
無職転生【5巻】の感想/考察
この巻読めば読むほど辛くて涙が出てきてしまう・・・
心配かけない様にするルーディウス目線の間違いと息子に期待し過ぎるパウロ目線の間違いがどっちもらしくて、親子だなぁと感じてしまう辺りが余計に辛い!
あの掴めない男ギースの謎の行動に救われました・・・
かなり話が急展開を見せてくれたので、楽しみで楽しみで・・・
次は2人のメイドに期待大です!
まとめ
ミリス神聖国まで辿り着いたルーディウス達は、各々の休日を過ごす事にした。
ルーディウスは町でパウロと再開する事が出来たが、互いの勘違いから喧嘩になってしまう・・・
かつての仲間ギースのお陰で2人はやり直す事が出来た2人。
そしてルーディウスはエリスをフィットア領に届けたらパウロを手伝う様に約束をした。
アラス王国の第2王女アリエルの守護騎士無言のフィッツ。
謎のエルフを従える妹のアリエル王女を失脚させようと考えた兄の第1王子グラーヴェルの取った行動とは・・・